第171回 9人の30期生、卒業(2023年1月21日)

第171回 9人の30期生、卒業(2023年1月21日)

30期生は私が初めて新小2から見た子どもたちで、9人のうち5人は在籍期間60ヵ月(丸5年!)でした。

最初に見たときから

「この子、賢いな!」

と感じる男子が1人いて、

「途中でやめなければ間違いなくこの子がトップで卒業する!」

と確信していました。

集中力がとにかくすさまじいのです。

でも、幼稚園児の頃、先生から検査を受けるように言われたそうです。

以下、私とお父さんとの会話です。

「なぜ、検査を受けるように言われたのでしょうか?」

「他の子は先生の話しをちゃんと聞いているのに、うちの子だけは聞いていなかったようです。」

「それは聞くに足る話しではなかったのではないでしょうか?」

「自分の興味のあることしか会話しようとしない子でしたから。」

幼稚園、学校の先生の多くは「家畜」が大好きで、「野人」が大嫌いです。

大嫌いというより、「野人」が理解できないので、怖いのでしょう。

力ずくで「野人」の「家畜化」を図ろうとする先生が少なからずいます。

もちろん、親はそんなことに手を貸しではいけません。

かと言って話しの通じない相手と戦っても疲れるだけなので、適当にかわしましょう。

この子は無事、「野人」のまま卒業することができました。

小6の授業を土曜午後に変えてからは、大手塾に通う子は小5の1月末でうちの教室をやめるようになりました。

小5まで典型的な「高偏差値、低学力」の女子がいました。

学習能力は高く、成績は安定していいのですが、「考える」ことがまるでできず、テキトーな式をこさえては

答えらしきものを書いて手を挙げる。


https://www.mag2.com/archives/0001670576/


宮本算数教室 Miyamoto Mathematics Classroom

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