第200回 教え子たち その3(1981年~)
第200回 教え子たち その3(1981年~)
3月20日(水・祝)、巣鴨中学講堂で入試分析講演会を行いました。
すべての制限が解除されたので、今年は新小5,新小6のお子さんは参加可にしたところ、新小5内部生の親子が数組申し込んで下さり、久しぶりに子どもたちの前で喋ることができました。
その子たちを最前列に誘導し、講演を始めると、とてもいい反応をしてくれました。
「今年の1題」は栄光学園の3番で、小問3問のうち、前半の2問を解いてもらいました。
整数の和と積に関するトキメキ度5の極めて斬新な問題です。
100以上の整数について考えます。
次のような数を「たし算の数」とよぶことにします。
「たし算の数」 一の位以外の位の数をすべてたすと、一の位の数になる。
例 2024 2+0+2=4 なので、2024は「たし算の数」です。
2030 2+0+3=5 なので、2030は「たし算の数」ではありません。
(1) 「たし算の数」について考えます。
(ア) 3けたのたし算の数は全部でいくつありますか。
(イ) もっとも小さい「たし算の数」は101です。小さい方から数えて60番目の「たし算の数」を答えなさい。
「(ア)を5分でやってみよう! スタート!」
いつも使っているタイマーを教室から持参しました。
ほとんどの親御さんも子どもたちと一緒に集中して解いていました。
タイマーが鳴ると私と子どもたちとの楽しいやりとりが始まります。
「□□1 一の位が1になる3けたの数の上2けたは?」
「10!」
この続きを見るには
https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/164301935?share=1
0コメント